『2001年宇宙の旅』(原題:2001: A Space Odyssey)サウンドトラック

『2001年宇宙の旅』ポスター カルチャー

『2001年宇宙の旅』サウンドトラックは、同名の映画に用いられた楽曲群を収録した作品で、スタンリー・キューブリック監督のもとで選曲。オリジナル楽曲に留まらずクラシックの作曲も組み込まれ、独自の音響体験を作り出す。サウンドトラックは、物語の語りを単に補完するのではなく、映像と対等に機能する音楽表現の新たな可能性を提示した。

基本情報

ジャンル:クラシック
レーベル:MGMレコード
リリース:1968年

作品紹介:『2001年宇宙の旅』

『2001年宇宙の旅』は、1968年に同じタイトルの映画のためにリリースされたサウンドトラック・アルバム。このアルバムには、クラシックとオーケストラの作品が収録されている。デジタル版が、1996年にリリースされた。

このサウンドトラックは、リリースされるとすぐに人気が出た。ビルボード200チャートで24位にランクインし、50万部に達しアメリカレコード協会(RIAA)からゴールドレコード認定を取得した。

映画『2001年宇宙の旅』は、言葉のナレーション以外の表現に大きく依存した。そのため、音楽は作品の重要な部分を担った。

『スパルタカス』や『博士の異常な愛情』でも作曲したアレックス・ノースのスコアを使用することが提案されたが、この映画の監督であるスタンリー・キューブリックは、最終的な映画で、それらを使用しなかった。映画のプレミア上映中に、それを知ったアレックス・ノースの落胆は、想像に難しくない。しかし、それは既存のクラシック音楽を利用するという新しいアプローチだった。

キューブリックは、映画の配給元であるメトロ・ゴールドウィン・メイヤーの人々に進捗状況を示すための、一時的なサウンドトラックとして有名なクラシック音楽を試したが、受けが素晴らしかった。キューブリックは、さらに確信を持ち、最終的に公式サウンドトラックにそれらを選んだ。

トラックリスト

オリジナルリリースには下記が収録されていた。後にリリースされる改訂トラックは、ラインナップが異なる。

『ツァラトゥストラはかく語りき』

リヒャルト・シュトラウス

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、カール・ベーム

『ソプラノ、メゾソプラノ、2つの混合合唱団とオーケストラのレクイエム』

ジェルジュ・リゲティ

バイエルン放送交響楽団、フランシス・トラヴィス

『ルクス・エテルナ』

ジェルジュ・リゲティ

シュトゥットガルト・ショラ・カントルム、クリトゥス・ゴットヴァルト

『美しく青きドナウ』

ヨハン・シュトラウス2世

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ヘルベルト・フォン・カラヤン

『ガヤネ・バレエ・スイート(アダージョ)』

アラム・ハチャトゥリアン

レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団、ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー

『アトモスフェレ』

ジェルジュ・リゲティ

南西ドイツ放送交響楽団、エルネスト・ブール

『美しく青きドナウ』

ヨハン・シュトラウス2世

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ヘルベルト・フォン・カラヤン

『ツァラトゥストラはかく語りき』

リヒャルト・シュトラウス

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、カール・ベーム

著者:長田拓也 Takuya Nagata. Amazon Profile

小説作家、クリエーター。ブラジルへサッカー留学し、リオデジャネイロにあるCFZ do Rio(Centro de Futebol Zico Sociedade Esportiva)でトレーニングに打ち込む。日本屈指のフットボールクラブ、浦和レッズ(浦和レッドダイヤモンズ)でサッカーを志し、欧州遠征。若くして引退し、単身イングランドに渡り、英国立大学UCAを卒業。スペイン等、欧州各地でジャーナリスト、フットボールコーチ、コンサルタント等、キャリアを積む。クリエーティヴ系やテクノロジー畑にも通じる。ダイバーシティと平等な社会参加の精神を促進する世界初のコンペティティヴな混合フットボール「プロプルシヴ・フットボール」(プロボール)の創設者。

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